院長紹介
みなさん、こんにちは。
みなさんは歯科治療にどういうイメージをお持ちでしょうか?
歯が痛くなったら行くところ、歯のお掃除に行くところ、という感じでしょうか。
もちろん歯科医院は痛みを取る治療が最優先であり、またお口の中を清潔にしていくことが重要な仕事です。
それは病気にならない、痛くならないお口、さらには、そのような身体を作っていくということではないでしょうか?
むし歯になったから削って詰める。歯周病になったから治療する。歯がなくなったから入れ歯を入れる。歯並びが悪いから矯正する。
もちろんこれはとても大事なことです。身体の悪い所を治療する。しなければもっと悪くなってしまいます。
しかし残念ながら、身体が失ってしまった機能、状態がそれ以前の状態に戻る事は二度とありません。治療しても、病気になる前の状態になることは絶対に無いのです。
このことを前提に、私たち津島みらい歯科矯正歯科は、『病気にならない為に何をしなければならないか』、『患者さんにとって今何が必要か」を常に考え、提案することを使命と考え、実践することがとても重要だと思っています。
その為にしなければいけないことはたくさんあるでしょう。
まず第一に私たちは皆さんと一緒に考えたいと思っています
その為にはお話をしたい。そして患者さんが必要と思っていること、私たちが必要と思っていることを一緒に考えたいと思っています。
2020年11月、私は50才を過ぎて心機一転、新たにこの津島に歯科医院を開業いたしました。なぜ今、ここで?そう思われる方ももしかしたらおられるかもしれません。
私の生い立ちから、この津島みらい歯科矯正歯科に至るまでを少しまとめてみました。もし、お時間があれば、お読みください。ちょっと長いですが・・・。
副院長 小児歯科・矯正歯科担当
佐藤 華子SATO HANAKO
こんにちは。副院長の佐藤華子です。小児歯科と矯正歯科を担当してきました。
少し、昔話をします。
とても歯が痛くて、初めて歯科医院の門をくぐったのは5歳のクリスマスに近い日でした。ドアを開けて、靴を脱ぎ、待合室で歯科医院独特のキーンという音や水を吸う音を聞き、プーンと香る薬の匂いを感じながら、ドキドキしていました。名前を呼ばれ、冷たい診療台の上に寝そべるとピカッと光るライトがとても眩しく、体が硬直してしまいました。先生が何度も「口を開けて」と言いましたが、私は怖くて、怖くて、怖くて口を開けることができませんでした。すると先生は「口を開けないなら帰れ!」と怒鳴ったので、冷たい風が身に染みる夕暮れ時、家路につきました。
5歳の私は、大人の男の人を本気で怒らせてしまった。申し訳ないことをしてしまった・・と思ったことを今でも鮮明に覚えています。
このような体験から、すべての子どもたちが、不安なく歯科医院の門をくぐれて、楽しく過ごし、笑顔で帰っていくというのが、私の歯科医師人生のポリシーとなっています。すべての人にとって歯科医院が幸せあふれる場所でありますように。
むし歯も歯周病も細菌感染が原因です。誰かから菌をもらわなければ罹患(病気にかかる)しません。そのための「予防法」があり、なってしまった人には正しい対処の仕方があります。
また、人間は生まれてきてからの「食生活」「呼吸」「姿勢」「舌の本来いる位置」により、成長したときの「歯並び」「かみ合わせ」、さらに筋肉のつき具合により「顔の表情」まで関係してきます。
歯並び、かみ合わせが良くて、食いしばりなどの力のコントロールができていればお口の中のトラブルもなくなります。
一生おいしく自分の歯で食べることができることはとても貴いことです。
『食べることは生きること』
ぜひ私どもに皆様のお口の健康を担うお手伝いをさせてください。赤ちゃんから100歳以上の方々、皆様のお口の健康を維持することに携わっていきたいと思っております。